お知らせ

プールの時期が終わりました

今年のプール活動が終わりました。

例年9月初旬の奉仕作業で、プールの後片付けをお手伝いいただいていますが、今年も昨年に引き続きお父さん方のお力添えをいただく奉仕作業は泣く泣く中止にしました。草むしりを中心とした園庭整備やエアコン・照明の拭き掃除など、なでしこの多くがか弱き女性の集団ですので、いくら小板橋清水四分一の男性陣が5人分くらい働いても任務完了には至りません。ですのでお父さんたちが手伝ってくれるこの9月の奉仕作業は園内がぴかぴかになる大切な機会でした。今年も多くのお父さんたちが参加してくださる予定でしたが、コロナには勝てず涙をのみました。来年こそぜひお願いしたいと思います。

ということで横道それましたが、プールです。プールの時期が終わり、実は「今年こそ園長自らプール片付けに勤しむ」と人知れず決心していた私でした。9月15日。11時半過ぎに外遊から第二へ戻ると屋上の物置小屋の扉が開いています。うそ〜ん、もしかしてプール片付け終わったの?…と恐る恐る2階ホールの扉を開くと、じゃじゃーん!

 

すでにお昼寝の準備が完了。給食室の先生を中心に手の空いた先生たちがお布団敷いてくれたんですね、いつもありがとう。布団の脇を「クーラー効いてるぅ」とつぶやきながらプールを目指し奥のサッシを開けると‥。

や、やはり!時すでに遅し。プール周りの清掃から片付けまでしっかり終わって…うん?終わってはいないね。乾かしてるのかな。

    

でもいつでもこうやって先生たちは仕事と仕事の隙間を見つけてテキパキと丁寧に先を見通した行動をしてくれています、私と違って。いつもありがとう。

何が言いたいのかというと、保育園の主役である子どもたちの毎日の生活や行事を支えているのは、こういった見えないところでの一人一人の先生たちの意識だということ。なでしこどこの園(他の法人さんも)もそれは同じで、子どもや保護者さんの見えないところの働きが日々のスムーズな保育を支えているのです。プール掃除をしてくれた先生だけが「よくやった!」というわけではなく、日常保育をしっかり任せられる先生がいるからこそ、(そしてたまたま協力保育中でお子さんも少ないので)抜けて掃除ができるのです。そのチームワークとコミュニケーションが日々の保育を成り立たせている訳です。

水を使うプール活動が今年も無事に安全に終わったこと。子どもたちが十分楽しめたこと。シンプルにそのことに心から感謝しています。プールは必ず「監視(だけ)をする職員」をつけてやっていましたので職員の手がなければできません。ただただ監視だけに専念するというのは、一見簡単そうでなかなか大変なことです。そういう役を引き受けてくれる職員がいてできる活動ですので、そのことにも感謝。

第二だけでなく、第一も第三も同じようにプール掃除を終えてくれました。日よけのシート張りから始まり、毎日の水質管理、プールで使うおもちゃ管理、子どもの着替えや体調管理、ご家庭との連絡など挙げたらきりがありませんが、私以外の先生たちは皆が細部にわたり気を配りプールの時期を楽しく過ごしてくれました。手前味噌で甚だ恐縮ですが、先生たち、そしてプールの神様ありがとうございました!

また来年待ってろよ、プール!来年こそ片付けるぜぃ。

 

第二なでしこ保育園 園長 大谷光代