毎年度、できるだけ早い時期に（と言ってももう５月）職員名鑑なるものを作成しています。

なでしこは職員が多く、保護者の皆様がなかなか名前を覚えられない！という声に応えオオタニの趣味でちまちまと毎年デザインを変えて作ってきました。

2010年から始めたのでもう13年目になるんだ、と一人しみじみしています。

 

そして今年度版もいよいよ皆様へお渡しすることができました。

ご覧いただけましたか？

昨年は新幹線デザインで時間もかかってしまったのですが、今年は「かこ先生」のお力を借りて作りました。かこ先生ありがとうございます。

 

かこ先生て誰よ、と思ったあなた！

今すぐなでしこ文庫へ行ってください。そして「緑カ」の棚を探してみてください。

そうです「かこさとし」さんです。

かこさとしさんの作品はたくさんありますが、今回は『からすのパンやさん』と、その40年後に描かれた４きょうだいの物語のうちチョコくんのおかしやさん、おもちくんのそばやさんから美味しそうなパンやらケーキやら和菓子やらラーメンやらをお借りしました（著作権法第３５条１項）。

今回の名鑑に載っているそのパンやらは、ひとつとして同じものはありません。

「◯◯パンみっけ！」と、親子で絵本の中で探しながら読んでいただきたいなぁと思いながら作りました。

 

かこさとしさんの絵本は、ながい間、子どもに選ばれてきた「本物」です。

大きい子向きの本が多いのですが、だるまちゃんシリーズは年少さんでも十分楽しめます。

クラスで読むと、図書貸し出しのとき人気でなかなか借りられないという状況になるのも、これまでかこさとしさんが圧倒的に多かったですね。

 

オオタニも50年も前に母に読んでもらった記憶があります。

「この絵本よんでもらったなぁ」という記憶はお金では買えませんし、中学生になってからでは贈りたくても受け取ってもらえないプレゼントなのです。

毎日５分の寝る前の絵本の時間は、今だからこそ贈れる最高のプレゼントになるでしょう。

 

６月になると毎週火曜日の図書貸出が始まりますが、「なでしこ文庫」は平日１５時〜１７時半まで、土曜は９時〜１５時まで開館しています。

第一のパーシモン１階にある「なでしこ文庫」も是非ご利用ください。