お知らせ

入学(園)式に思う

入学式シーズンです。

なでしこも先日、新入児さんを無事に受け入れることができました。

卒園した赤ぼうしさんたちも今日がいよいよ小学校入学ですね。

皆様おめでとうございます。

 

今年はオオタニも娘の大学入学式に馳せ参じて参りました。

二日間に渡り都合4回の入学式だそうで、一体何人の学生さんがこの門をくぐるのでしょう、と思いながら正門はないといわれている大学に潜入しました。

保護者は別室からモニターで観覧するシステムらしく、階段教室後方に夫と陣取りましたが、皆様どなたも静かに、まだ動かない正面モニターをじっと見つめています。スマホのシャッター音が響くくらい静かで緊張します。

 

モニターに映る大きな入学式会場を埋め尽くす若者たち。ほとんどが黒いスーツに白いシャツ。

我が娘といえば、朝、「これとこれどっちがいい?」と差し出したのは赤白ストライプシャツとグレーのタートルネック。今思えばどちらもマジョリティではなかったなぁ。髪も叶美香さんのような赤。いやはや、これまで色々とあった我が子らしい。いいぞ。たぬきの着ぐるみで来なかっただけでも大人の階段を上がったことをしみじみ感じ、モニター越しに母涙す。

 

さて式では総長のお話がこれ素晴らしく、オオタニ、再度涙す。

しかし、なのです。

あんなに素晴らしいお話だったのに、涙まで流したのに、今ほとんど忘れておるのです。なんてことでしょう。

唯一覚えていたのが「卒業までに校歌を三番まで覚えてね」ということでした。本当になんということでしょう。

 

ですので今回は、卒園・入園のおめでたい時期にふさわしく「園歌」について考えてみたいと思います!パチパチパチ👏

 

青空いっぱい広い庭

みどりの風もそよそよと

 

これは、なでしこ保育園の「園歌」の歌しだしです。

広々とした庭にいると、耳のあたりを春の風がふぃと通りいく、なんていう情景が目に浮かぶようですね。

 

しかし、今私が考えたいのは、歌詞の内容についてとか、このメロディラインが明るくて好きなのよね、とかいうことではありません。

 

なぜ「学校(園)には校歌(園歌)があるのか」ということなのです。

 

先の大学入学式では、式の前に応援団が出てきて腕を振りながら校歌を歌い、開式とともに校歌のメロデイに乗って教授たちが入ってきました。その後、総長の「校歌を三番まで覚えるんだじょ」というありがたいお言葉。そしてクライマックスには全員で三番まで歌う、という校歌効果で、全ての入学生(親までも)が「愛校心」の塊になって閉式した、ように思います。

大学の校歌って「そこに関わるすべての人が中央を向き、思いを同じくし、雄叫びを上げたくなるほど気分が高揚する」そんな効果があるよなぁと、オオタニ再度しみじみ感じた次第です。

 

国歌も然りですね。オリンピックの表彰式で日の丸が掲揚され君が代が流れると、何とも言えないオオタニの中の「おらが国」感がマックスになります。

 

要するに連帯感、一体感、或いは仲間意識とでも言いましょうか。

一人じゃないよ、という安心感。一緒に頑張ろうじゃないか!という高揚感。

団体の思いや願いを言葉にし、それがメロディを伴うことによって口ずさみやすくなる。

そしてそれを仲間と一緒に歌うことで気持ちが一つになる…。

うん。

校歌、必要確定。

 

ということで、たいした検証はできませんでしたが、なでしこ保育園の園歌もぜひ皆様に愛していただきたいなと思いました。

 

園児の皆さん 三番まで覚えてくださいね。雄叫びまでは上げたくならないと思いますのでご安心ください。

 

「なでしこ保育園 園歌」

  1. 青空 いっぱい 広い庭
    みどりの風も そよそよと
    みんな 仲良し 元気よく
    なでしこ なでしこ 伸び伸びと
    楽しい ぼくらの 保育園
  2. プラタナスへの 散歩道
    大きなうた声 こだまする
    明るい笑顔 寄せ合って
    なでしこ なでしこ すこやかに
    楽しい 私の 保育園
  3. 輝くひとみ はずむ声
    やさしい心と 思いやり
    はばたけ 未来に 夢のせて
    なでしこ なでしこ 輪になって
    楽しい みんなの 保育園